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細かな傷や凹み、小さな節などがあるものを拭き漆で着色して再販売しています。[容量2200ml(1段)]
黒木クラフト工房・みやざき杉の二段重7寸(22.5×22.5cm)拭き漆仕上げF
39,600円(税3,600円)
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黒木クラフト工房・みやざき杉の二段重7寸(22.5×22.5cm)拭き漆仕上げF
39,600円(税3,600円)
黒木クラフト工房・みやざき杉の二段重(7寸)

当店では木材を有効に活用するため、細かな傷や凹み、小さな節や変色した部分があるものを拭き漆で着色して再販売しています。赤く囲んだ部分が該当箇所です。使用には何ら支障ありません。なお、仕切りは付属していません。

普段使いできる杉の重箱、当店限定の拭き漆仕上げ

宮崎県で天然杉を使った弁当箱や重箱を20年以上製作している黒木勇夫さんの二段重です。定番商品として販売中のウレタン塗装加工ではなく、当店限定の拭き漆仕上げです。

「拭き漆」とは、木地に透明の漆を数回に分けて塗り重ね、布で拭き上げる技法のこと。木目を生かした自然な仕上がりが魅力です。

油染みやカビの心配が少なく、使用後は食器用洗剤で洗うことができます。また、漆には天然の抗菌・抗ウィルス作用があり、食品の傷みが気になる夏場にも効果を発揮します。

伝統的な技法で木材を接合してあるから丈夫で長持ち

作者の黒木さんが地元の杉を使って弁当箱や重箱を作りはじめたのは約20年前。当初はセンダン(ケヤキに似た広葉樹)を使い、拭き漆で仕上げていたそうですが、杉の柾目の美しさが気に入り、杉の木目を生かすデザインや塗装方法を研究。ロングセラーを続けています。

シンプルな形ですが、四隅は「千段巻き組」といわれる技法できっちりと接合。フタは三角形の板材を組み合わせ、寄せ木のような模様に。さらにフタの四隅を「雇い実接ぎ(やといざねはぎ)」と呼ばれる技法で補強し、強度を高めてあります。



四隅は「千段巻き組」という技法で補強。フタや底面裏の角は傷みにくように平らに丸めてある。
四隅は「千段巻き組」という技法で補強。フタや底面裏の角は傷みにくように平らに丸めてある。


清々しく、まっすぐな杉の木目は古来、日本人に愛されてきました。カジュアルでありながら和の雰囲気がただよう黒木さんの重箱は、おせちを詰めれば正月の食卓がワンランクアップします。小鉢やお猪口などを使い、余白を活かしながら盛りつけるのもおすすめです。

黒木クラフト工房の重箱は全部で5サイズあります。本ページでは4~5人用の7寸(22.5cm四方)を販売しています。


重箱サイズ比較素材の特性について

黒木勇夫

黒木勇夫(くろぎ・いさお)

木工職人・黒木クラフト工房代表

1952年宮崎県生まれ。高校卒業後、東京の建設会社に入社。現場監督として10年間勤務。29歳のときに退職。沖縄・西表島移住を経て、宮崎県東諸県郡に工房を開設。地元の杉を使った弁当箱や重箱を20年以上製作している。

作者
黒木勇夫
素材
天然木(杉・拭き漆仕上げ)
サイズ
幅22.5×奥行22.5×高さ12cm(一段の高さ5.5cm)※仕切りなし
容量
2200ml(1段)
重量
約840g
製造国
日本

注意事項
※写真の箸は付属しません。
※食器洗浄機や乾燥機の使用はお控えください。
※天然素材の宿命として木目や色合いが一点一点異なります。
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