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新荘泰子『秋岡芳夫とグループモノ・モノの10年』
4,147円(税307円)
定価 5,184円(税384円)
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新荘泰子『秋岡芳夫とグループモノ・モノの10年』
4,147円(税307円)
秋岡芳夫とグループモノ・モノの10年

モノ・モノ前代表の山口泰子が執筆した、初期の活動記録集

1970~80年までのグループモノ・モノの活動記録をまとめた資料集。著者はモノ・モノ前代表の山口泰子(新荘はペンネーム)。モノ・モノサロンの前身である104会議室にはじまり、百貨店での巡回展千葉工芸村計画、1100人の会など、独創的な取り組みが当事者の視点でまとめられています。工芸品の流通や地域デザインに興味のある方におすすめです。新品ですが、経年変化による変色などが一部あるため、定価の20%OFFで販売します。

プロローグ

グループモノ・モノという一団にはメンバー・リストが無い。強いて云えば、根拠地中野メゾン・リラ104号室の電話のわきに、出前のメニューと一緒に立っている電話番号簿がそれにあたるかもしれない。

マスコミに取材されると必ずきかれる。モノ・モノのメンバーは何人ですか?誰も正確には答えられない。15人も正しいし30人も正しい。60人と云ってもかまわない。見方によっては数百人と云っても間違いではない。

グループモノ・モノはいつの間にかできて10年続いた。何かというと中心になって動く常連を指してメンバーというなら、それはずっと10人ちょっとだ。それも10年前と今では半分位顔ぶれが変わっている。誰がいつ入っていつやめたという記録はない。何かやろうと寄り合った者が自然にメンバーになった。会長も会則も会費もないから、手続きの上では入会も退会もしようがない。

だから、ここでモノ・モノと呼ばれている人々は、必ずしもいつも同じ人とは限らない。

もちろんデザイナーは多いが、商社マンや編集マンや主婦もいる。共通してる点をあげれば、モノ・モノ活動専従者はいない。めいめい自分の仕事に忙しい。世のため人のためなどという気はないが、気に入ったことやるについては相当な無理をいとわない。

そしてグループモノ・モノの中心には、工業デザイナー秋岡芳夫がいる。


目次

はじめにまたは総括ー世のため人のためではなく、彼等は気に入ったことをやってきた
1 工業デザイナーが立ち止まったー一九六九年、中野区中野メゾン・リラ104号室
2 皆で集まってデザインしてみたらー会議方式によるデザインの試み
3 者・者からモノ・モノへーそれはおしゃべりに始まった
4 モノ・モノ初めて外へ出るー<くらしの提案>東京・京都 1971年
5 問屋が買わないならモノ・モノが買おうー流通問題への第一歩
6 展覧会方式による流通の試みー”素木のモノ”展 東京・名古屋・札幌・京都 1974年
7 モノ・モノの書きこと始め−1973年から75年
8 モノ好き・アイディア・そして夢、ときに流れることもあるー東北地方とモノ・モノ
9 クラフトは文化運動じゃないんだー工芸村方式で工芸の進行を
10 生活の器は本来ローカルなものであるー”木のモノ”展仙台に引越す。1975・76年
11 個人にも工業にも注文を出さないかー1100人の会と市民法人
12 椅子のアシをちょん切ろうー再び<くらしの提案>1977・78年
13 雑木こそ日本人の木ー「暮らしの中の自然」とは?
14 モノ・モノ十年、今後の課題
付記 11年目のモノ・モノのこと
あとがき


著者
新荘泰子
発行元
玉川大学出版部
サイズ・ページ数
菊判・174ページ
発行年
1980年11月10日

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