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当店のコンセプト

茶の間を中心に
暮らしを考える

「低座の椅子と暮らしの道具店」は、“ニッポンの食卓”をテーマに、家具・うつわ・食の生活提案を行うオンラインショップです。東京・中野にあるクラフトショップ「モノ・モノ」が2018年から運営しています。

そもそも低座の椅子ってなに?

モノ・モノの創設者で、工業デザイナーの秋岡芳夫(1920〜1997)は、次のように述べています。

いまのLDKの家具の数、多すぎます。一つでもいいから減らして広々と住みましょう。まずテーブル。ダイニング用とリビング用とをわけないで一つで兼用しましょう。高さが61~63センチの大きめのテーブルなら「一机多用(いっきたよう)」。食事・団らん・お客・一杯・書きもの、すべてが一つで間に合います。

そのテーブルに高さを合わせて、座面高38センチ前後で、肘がなくて座のクッションが硬目の椅子を選べば、この椅子も「一椅多用(いっきたよう)」。リビングにもダイニングにも兼用できます。この一机多用なテーブルと一椅多用な椅子を組み合わせて使うことで、部屋がぐんと広くなります。

一椅多用に使う椅子の座は思いきり広いのがいい。「座布団ぐらいないとゆっくり腰掛けてられないよ」と、十数年大きな椅子でくらして来た経験から、ぼくは椅子を買う相談に来た人に教えています。「バーのカウンターの腰掛けみたいなんじゃあなくて、ご飯も大きな椅子でたべた方がおいしいんだ」と。

出典:秋岡芳夫『暮らしのためのデザイン』新潮社(1979年)

毎日の食卓を豊かにする道具をセレクト

「一椅多用」に使える、座がたっぷりと広くて低めの椅子。あるいは小柄な人も、背が高い人も、分け隔てなくくつろげるリビングダイニング兼用の椅子。こうした椅子を私たちは低座の椅子と呼び、専用のテーブルも提案しています。

そんな“茶の間スタイル”の家具には、和の器がよく似合います。オンラインショップでは、手仕事でつくられた陶磁器や漆器、カジュアルに使える杉の重箱、子供の食育を考えた器なども販売しています。またサイト内に暮らしに関する読み物ページを別個にもうけ、食卓にまつわる記事を幅広く紹介していく予定です。

モノ・モノ(低座の椅子と暮らしの道具店・運営会社)について詳しく知る