安比塗漆器工房

安比塗漆器工房とは…
八幡平市安代地区を含む北東北一帯には、縄文時代から漆の木が多く自生し、日本有数の漆の産地として透明度・発色・硬度に優れた上質な生漆を産出しています。この恵まれた環境を生かして、古くから生活に根ざした漆器がつくられてきました。しかし、戦後生活様式の急速な変化により、漆器作りの伝統が一時途絶えました。
この地域の漆器文化を再興するため、1983年に安代町漆器センター(現・安代漆工技術センター)が開設されました。センターでは2年間の研修期間をもうけ、木地制作から下地、漆精製、塗り、加飾など、漆工に関する実践的な指導を行い、塗師を育成しています。漆芸家を目指す若手のアカデミーとして希有な機関であり、理論的かつ実践的な指導法とその教育水準は高く評価されています。 また修了生は岩手県内をはじめ全国の産地で活躍するなど、漆産業全体に貢献しています。
若き担い手を育む安代漆工技術センターと連携し、漆器生産の中心的な役割を担っているのが「安比塗漆器工房」です。同工房では、安比塗の伝統を復興・継承するとともに、現代の生活に合ったうつわを新たに生み出し、温もりと丈夫さを併せ持つ漆器だけを「安比塗」と称し、日々技術の研鑽に励んでいます。
全6商品
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8,800円(税800円)産地に古くから伝わる器の形をリ・デザインしました。3.8寸は伝統的な女性サイズです。
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11,000円(税1,000円)ボリュームのある煮物の盛り付けや具だくさんの味噌汁におすすめです。
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9,130円(税830円)汁椀だけでなく、飯碗としても、鍋物の取り鉢としても使える“一器多用”の便利な椀。
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9,130円(税830円)産地に古くから伝わる器の形をリ・デザインしました。4寸は伝統的な男性用サイズです。
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15,400円(税1,400円)熱々のスープを入れても両手でしっかりと持てる。軽さと断熱性がうれしい小ぶりの丼。
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7,590円(税690円)小鉢にもアイスカップにもなる便利な平椀。汁椀の次に買い足す器としておすすめ。