渡辺力デザインの「ひも椅子」を自分で組み立てるモデル
渡辺力・ひも椅子(組立モデル)
86,900円(税7,900円)
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渡辺力・ひも椅子(組立モデル)
86,900円(税7,900円)

渡辺力が1952年にデザインした、日本のモダンチェアの原点。

家具デザイナーの渡辺力が1952年に発表したリビング用の低座椅子です。クッションの代わりにご家庭にある座布団を置いて使います。床座の暮らしを意識した低めの座面は、和モダンな空間とよく似合います。完成モデルと組立モデルがあり、本ページで組立モデルを販売しています。

ひも椅子は、家具デザイナー・渡辺力としての出生作であり、日本のモダンチェアの原点といわれています。

フレームには、当時入手しやすかったナラの直材(平らな板材)を使用し、加工の手間を軽減。クッション材の代わりに荷造りロープを張り、そこに座布団をのせるという、当時の社会状況を反映したミニマルなデザインがのちに海外でも評価されるようになります。

渡辺力は後年、本作について次のようなコメントしています。

「ヒモイス(原文ママ)は、ぼくにとって公認された処女作のようなものです。 戦後の貧しい生活環境の実からこういう形となってしまったのです。ヒモというのはロープのレトリックな言い回しでした。19世紀の初め頃にシェーカーがベッドにロープを使っていたことを、だいぶ前に知りました。ナラの吋(インチ) 板を使ったのでしたが、その頃の日本のナラ材はたいへん評判がよくてデンマークなどへ輸出されていました。ナラとラワンが主要な家具材でした。 始めはバンドソーで挽かれたままの素材を使った、ザラッとした質感をと思ったのでしたが、これは少々きざっぽくてやめました。」(日本の生活デザイン/建築資料研究社・1999年)

渡辺力は、インテリアから家具、腕時計にいたるまで、幅広いジャンルで活躍したデザイナーです。その名が知られるようになったのは、建築家・清家清の依頼で住宅やホテルのインテリアや家具デザインを手がけたことがきっかけでした。

1957年には、「トリイスツール」でミラノトリエンナーレ展金賞を受賞。晩年は「リキクロック」と呼ばれる時計のデザインに傾注し、2013年に101歳で亡くなるまで精力的に活動しました。

自分の手で名作椅子を組み上げる達成感が味わえる

ひも椅子は、ナラの直材とロープというシンプルな部品だけで構成されているために、自作もしやすく、現にインテリアデザインや木工を学ぶ教育機関で、学生の教材(複製課題)として使用されています。

そんなひも椅子の特徴を生かし、メーカーのモノ・モノでは、オリジナルに忠実な復刻モデルに加えて、「組立モデル」をラインナップに追加。完成モデルよりも価格や輸送コストを抑えつつ、あえてひと手間をかけて、ものづくりを楽しみたい人にDIYによる家具作りの提案も行っています。

組み立ての流れは、以下の通り。初心者でもスムーズに組み立てられるように詳細な説明書に加えて、オリジナル動画もご用意しています。

(1)フレームの組み立て(所要時間30〜60分)
(2)オイル塗装(所要時間40〜60分)
(3)ロープ張り(所要時間60〜90分)

フレームの組み立てには、市販のプラスドライバーと付属の六角レンチを使用します。ボルトは六角レンチで簡単に締められますが、木ネジは少々力がいるので、グリップが太いものか、電動ドライバーの使用をおすすめします。

フレームが組み上がったら、次にオイルの塗装。付属のウエスで丁寧に油を刷り込みます。マットな質感だった部品が美しい濡れ色に変わっていく様は、見ていて楽しい作業です。

最後は、ロープ張り。付属のクリップでテンションを保ちながら、縦方向と横方向、それぞれのロープを編み込みます。編み物同様、上下を間違わないようにするのがコツです。

1日目に(1)と(2)の工程を済ませ、ひと晩かけてオイルを乾かせてから、2日目に(3)の工程だけを行うと、組み立てはそれほど苦にならないはずです。

完成モデルとの違いは、フレーム側面に3ヶ所見える小さなビス穴だけ。将来オイルが切れたり、ロープが摩耗したりしても、自分でメンテナンスできるようになれるところが組立モデルの魅力です。

別売のクッションは、銘仙判の座布団と同じ縦59×横55cmサイズ。一般的な座布団との違いは中身。ウレタンの芯材を入れ、そのまわりをコシのあるポリエステル綿で包んであります。これによって適度がコシと弾力感が生まれ、現代の椅子と比べても遜色ない座り心地を実現できました。

メーカー在庫がある場合は、10日前後でお届けします。組み立て不要「完成モデル」は、こちらページで販売しています。詳しい組み立て方法等については、下記の動画で解説しています。あわせてご覧ください。

サイズ(完成イメージ)

ひも椅子・サイズ
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渡辺力

渡辺 力(わたなべ・りき)

プロダクトデザイナー

東京都生まれ。1936年、東京高等工芸学校(現 千葉大学)木材工芸科卒業後、ブルーノ・タウトが指導していた群馬県工芸所を経て、1949年に渡辺力デザイン事務所を設立。1952年にローコストの椅子「ヒモイス」で注目を集め、1956年に結成したQデザイナーズでは「トリイスツール」「リキスツール」などの考案で功績を残し、戦後日本のデザイン黎明期に改革をもたらした。晩年は時計のデザインに傾注し、2003年に発表した自身の名を冠した「リキクロック」は氏の代表作となった。

デザイナー
渡辺 力
製造元
モノ・モノ
素材
天然木(ナラ材)
張り材:ビニロン繊維100%
付属品
ビボス・オイルワックス(50ml)、ウエス、六角レンチ(5mm)、クリップクランプ
サイズ
(梱包)幅72×奥行39×高さ7cm
(完成)幅53.5×奥行77×高さ73.5cm(座面高30cm)
重量
約6.6kg
製造国
日本
納期
約10日
送料
送料タイプC
注意事項
※受注生産品のため、ご注文後のキャンセルはお受けできません。
※島しょ部(沖縄県含む)へのお届けは、追加の送料(中継料)がかかります。金額はご注文後にお知らせします。
※天然木のため、木目や色合いが一点一点異なります。
※木材が反るのを防ぐため、エアコンやヒーターの近くでの使用はお控えください。
※メーカー直送品です。代引き決済、時間指定配達はお受けできません。
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