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山本英明・紅茶盆
17,600円(税1,600円)
定価 16,500円(税1,500円)
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山本英明・紅茶盆
17,600円(税1,600円)
山本英明、隆博・紅茶盆

お一人様にちょうどいい、絶妙サイズのパーソナルトレイ

越前漆器の塗師、山本英明さんがデザインした漆塗のパーソナルトレイです。「紅茶盆」という名前の通り、ひとり分のティーカップと、パンやケーキなどの軽食のせるのにぴったりな大きさです。

モノ・モノの定番トレイといえば、ケヤキの一文字盆を思い浮かべる方も多いでしょう。一文字盆はそば猪口とおにぎりの組み合わせが似合うのに対して、紅茶盆はティーカップとクロワッサンの組み合わせが似合います。漆のお盆らしからぬモダンなデザイン、軽食にぴったりなミニマルサイズ、持ち運びを考えた機能的な形の3つの要素があいまって、30年以上ロングセラーを続けています。

本体の大きさは幅30×奥行20cmほど。ソーサーつきのカップとケーキ皿がほどよく収まるサイズ。使ってみるとこれがじつに手頃で、朝食や軽食だけでなく、軽く晩酌するときや、お一人で来られたお客様にコーヒーとケーキをお出しするときなど、1枚あると何かと重宝します。

「布着せ」して塗装してあるから丈夫で長持ち

この絶妙なサイズ、綿密な検討の結果、導き出されたものかと思いきや、規格サイズの合板(3×6尺)を単純に20分割して生まれたものだそう。

「父は伝統的な漆器の技法を大切にする一方、合理的な精神も持ち合わせていて、お盆の木地には合板を積極的に用いていました。そのほうが反りにくいし、余分なコストもかかりません。伝統的な漆塗りの盆のように無垢材を使うと、この価格には到底、収まらないと思います。」

そう語るのは山本隆博さん。父、英明さんの跡を継ぎ、漆芸家として活動する一方、父が残したデザインも一部製作されています。隆博さんによると、合板を使ったメリットはもうひとつあるといいます。

「紅茶盆は持ち上げる際に指をかけやすいように、トレイの縁が持ち上がった形になっています。無垢材をこの形に削り出すと高くつきますが、合板だと段差が容易に作れます。この形だと何枚か積み重ねたときにずれないのもよさですね」

一方、塗りは伝統的な技が盛り込まれています。赤褐色の透き通った色合いは、溜塗(ためぬり)と呼ばれる技法。毎日使うと次第に色合いが明るなる経年変化が楽しめます。上塗りには希少な国産漆を使っているそうです。

また、表面をよく見ると、わずかに波打っていて、やわらかな印象になっています。これは布着せといって、木地の上に薄い綿の布を敷き、漆で塗り固める技法によるもの。鏡面のような仕上げではないため、細かい傷を気にすることなく、普段使いとして気楽に使えます。さらに「布着せすることで、傷みやすい角の部分が丈夫になっている」と隆博さん。

化粧箱入りなので、結婚祝や新築祝などのギフトにもおすすめです。メーカー直送品です。工房に在庫がないときはお届けまで3ヶ月ほどかかります。


山本英明

山本英明(やまもと・ひであき)

塗師

1940年福井県生まれ。祖父の代から続く越前塗師の3代目。15歳で職人となり、技術面で最高峰にのぼりつめるが、ふだん使いの漆器作りへ方向を転換。その後の漆芸家に多大な影響を与える。著書に『塗師屋のたわごと』(角川書店)がある。2010年に死去。現在は息子の山本隆博氏が工房を引き継ぎ、漆器制作を続けている。

作者
山本英明(デザイン)、山本隆博(製作)
素材
合板(漆塗)
サイズ
幅30.3×奥行19.7×高さ1.7cm
重量
約325g
製造国
日本

注意事項
※食器洗浄機や乾燥機には使用いただけません。
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