5種類の木の表情が楽しい、木の葉がモチーフの箸置き
オケクラフトの作り手、清田雅夫さんが手がけた葉っぱの形の箸置きです。ニレ、イチイ、シラカバ、エンジュ、ナラの5種類を1セットにしてお届けします。入荷時期によって樹種が一部変わることがありますので、あらかじめご了承ください。
オケクラフトは北海道常呂郡置戸町(ところぐんおけとちょう)の地域ブランド。町内には20軒を超える工房があり、エゾマツやシラカバなど、北海道の身近な木材を使った食器やカトラリーなどが生産されています。
清田さんもその一人。会社勤めを経て木工の職人に転身するため、2001年に置戸町に移住。作り手養成塾での2年間の研修を経て独立。オケクラフトの職人として15年のキャリアがあります。代表作はシラカバで作った器と、この箸置きですが、箸置きは清田さんでなく師匠がデザインしたものだそう。
「この箸置きは、オケクラフトの創設に尽力した時松辰夫先生がデザインしました。私は研修生時代、時松先生から直々に箸置きの作り方を教わり、かれこれ15年以上、私の工房でも作らせてもらっています」
木目を葉脈に見立てたアイデアもさることながら、フォルムにもご注目。横から見ると小舟のような形になっており、優美な曲線を描いています。「木材をカットしただけの箸置きと違ってとても上品」と、追加購入される方が絶えないそうです。
手作業で生み出される、流線型の優美なフォルム
この複雑な曲線は手作業で生み出されます。まず2つの角材を木目が斜めに向かい合うように貼り合わせます。次に木の葉の形に糸のこでカットしたら、ベルトサンダー(電動式ヤスリ)使い、3次元の形に削り出していきます。
「カーブの具合は勘でコントロールしています。この箸置きは直線がひとつもないので、同じ形を何個も作れるようになるまでずいぶん苦労しました。」と清田さんはいいます。
箸についた汚れが付着しないように、表面は食器用の安全なウレタン塗料でコーティングしてあります。使い終わったら食器用洗剤で洗えるので、常に衛生的に使えます。
これだけ手の込んだ作りでありながら、1個770円という値段はリーズナブル。優雅なフォルムは、お客様をおもてなしするときや、大切な方へのプレゼントとしてもおすすめです。
清田雅夫(きよた・まさお)
木工職人・工房清田代表
1960年兵庫県生まれ。大学卒業後、食品会社で約15年勤務。木工職人を目指し退職。大阪府の職業訓練校で木工を学ぶ。2001年に置戸町に移住し、オケクラフト「時松塾」の研修生となる。2003年に置戸町内に工房を開設。シラカバのボウルや箸置きを中心に製作する。
- 作者
- 清田雅夫
- 素材
- 天然木(プレポリマー加工)
- サイズ
- 幅8×奥行2.5×高さ1.5cm
- 重量
- 約5g(1個)
- 製造国
- 日本
- 注意事項
- ※写真の箸は付属しません。
※食器洗機や乾燥機の使用はお控えください。
※天然素材の宿命として木目や色合いが一点一点異なります。
※入荷のタイミングによって樹種は一部変わることがあります。
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