トップ読みものデザイナーエッセイ
2023.05.13 デザイナーエッセイ

「ニーチェアX」デザイナー 新居猛さんという人

折り畳み椅子の傑作といわれる「ニーチェアX」は、1970年に故・新居猛(にい・たけし)さんによって生み出されました。名作の誕生にはどのような背景があったのでしょうか。家具の歴史に詳しい島崎信さん(武蔵野美術大学名誉教授)の著書『日本の椅子』の中から、作り手の人柄やデザイン誕生のストーリーを紹介します。

2022.07.02 デザイナーエッセイ

椅子の人間工学的アプローチ

トヨさんの椅子のデザイナーである豊口克平さんは、人間工学という言葉がまだなかった戦前から、工芸指導所(のちの産業工芸試験所)において椅子の座り心地の研究をさまざまな観点から研究していました。本稿では『木工界』(1957年8月号)に豊口さんが寄稿した「椅子の機能」という文章をアーカイブしています。

2022.06.27 デザイナーエッセイ

子供のための大人たち

工業デザイナーの秋岡芳夫は、暮らしや木工に関する多数の著作を残しています。モノ・モノでは秋岡芳夫の本の中から、現代に通じる提言や言葉を掘り起こし、ウェブ上に公開しています。本稿では、終戦直後に「戦争のいまわしい想出」から抜け出すために、童画や玩具のデザインに熱中した青年時代を秋岡自身が述懐しています。

2021.09.16 デザイナーエッセイ

柳宗理のスツールデザイン考(後編)

日本を代表する工業デザイナーの柳宗理がデザインした3つのスツール(バタフライ、エレファント、三角スツール)。素材もフォルムも異なる3つの椅子の生まれた背景、そこに共通する柳宗理のデザイン哲学を、元側近の藤田光一さんが前編・後編の2回に分けて読み解きます。

2021.09.09 デザイナーエッセイ

柳宗理のスツールデザイン考(前編)

日本を代表する工業デザイナーの柳宗理がデザインした3つのスツール(バタフライ、エレファント、三角スツール)。素材もフォルムも異なる3つの椅子の生まれた背景、そこに共通する柳宗理のデザイン哲学を、元側近の藤田光一さんが前編・後編の2回に分けて読み解きます。

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